ひらのーと

袖振り合うも多生の縁。大学職員・兼業大学院生の日記 since2005

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修論は骨格が7割(兼業大学院生日記6)

まもなく7月、春学期の授業も終盤に差し掛かります。
職員としても毎年時の流れの早さを感じる時期ですが、兼業大学院生となってはなおさらです。

M1院生として、春学期科目の単位修得の次にやってくる関門は秋にある第1回研究プロポーザルの発表会です。
入試のときに素人ながらに頑張って書いて提出し、面接で専門家集団(=教員)から滅多打ちを食らったあれと似たプロセスですね(笑)

さすがに当時と同じクオリティというわけには行きませんが、とはいえおそらくまだまだ滅多打ちを食らうのでしょう。
ある意味それを楽しみに兼業大学院生をやっているのもありますから、そこは通過儀礼と捉えています(笑)
プロの研究者、あるいは院生の先輩、会う人会う人みんな「骨格ができれば7割できたようなもの」とおっしゃるので、そんな簡単に7割も達成できるわけがありません。

しかし、問題はプロポーザルの内容。

研究計画をまとめることを念頭に、春学期は知識と視野のインプットに努めてきましたが、この散々拡散した状態からどう落とし込んでいくか、焦りが大きくなってきました(これもみなさん通る道ですかね?)。

今は仕事と授業の並行をこなすのにいっぱいいっぱいのところもありますが、夏休みにかけて仕事はすこし落ち着かせて図書館ででもじっくり構成を考える時間を作らねばなりません。

携帯「060」開放

本日の日経新聞
大学に「社外取締役」 人づくり革命、政府が方針概要
という記事の横に載っていたこちら。

携帯「060」開放 総務省が準備、番号不足に対応

060も開放ですか。
次も行くなら050はIP電話が使っていますが、どうするんでしょ?

電話以外の電話番号を意識しない通信機器にも割り振っていくからどんどん番号が枯渇していくということでしょうから、通話・SMS機能がない端末用にもう1桁増やして区別したら?
という単純な素人考えは言うは易し、行うは難しなんでしょうね。笑

私個人でも、IP電話や通信専用SIMを含めれば、7番号を専有している時代ですから仕方ない問題ですね。

父の日を前に考える「早期父不在」

明日は父の日です。
今年は例年より父の日の扱いが大きい気がしませんか!?
気のせいかな?笑

さて、先日、論文を検索していると興味深い論文を見つけました。

余田 翔平、林 雄亮「父親の不在と社会経済的地位達成過程
http://ci.nii.ac.jp/naid/130004677357

「早期父不在」はライフデザイン・キャリアデザインの観点からも考えられるでしょうし、教育学の観点からも、社会学の観点からも考えられそうです。
この論文では教育達成と初職達成を出生年コーホートの中の父存在群と父不在群で比較分析されています。
本文中結論から表現を拝借して内容をまとめると
・高校進学率における教育達成格差はほぼ解消されたが、短大以上の進学機会は近年拡大
・その教育達成水準における父不在の不利は就職に持ち越されて、専門職・大企業ホワイトカラーを初職とする割合では有意な差がある。
とのこと。


29歳大学職員の私としては考えることは、
大学職員としては「意欲と能力があるにも関わらず大学で学ぶ機会に恵まれない状況」をいかに減らすか
(将来的になると仮定して)父親としては自分の子供の選択肢をいかなる状況においてもなるべく多く確保するか
です。

論文中でも可能性を指摘されているように早期父不在と教育達成、初職達成に因果関係を証明するのは難しいように思います。
「早期父不在」と言っても子供の物心の中の父親存在有無や、離別後の接触頻度によっても子供の意識や課題設定は異なってくるでしょう。
また死別なのかその他の何らかの事情による離別なのかによっても子供の意識は異なるでしょう。
父不在で想定されやすいのは金銭的ハンデですが、仮に母親がハンデにならないぐらい稼いでいれば解消されるでしょうし、それぐらいのいわゆる「バリキャリ」な母親をひとり親として持つことによってより強いキャリア意識を子供が持った結果、教育達成・所職達成が促進されることもあるでしょう。

相関関係が認められないとすると、私の意識はいかなる状況においても、学業や就職への父存在・不在の影響を少なくするかに移ります。
私の基本的な価値観としては
本人の努力は大きく影響するべきであり、本人により操作できない状況は影響すべきでない
というのを持っています。
簡潔にいうと
やりたかったらやる、やりたくなかったらやらない、それでどうなっても自分(その人)次第
です。

昨今話題になっている高等教育無償化の是非は別の議論として、
高等教育を受けるためのコストは本人負担(出世払い)の制度にしていくべきでしょう。
仮に高等教育を無償化するぐらいの財源を確保できるのであれば、奨学金の返済額設定をフレキシブルに変化させる制度を導入するべきではないでしょうか。
高等教育に携わる立場と高等教育を受ける立場の両方を持つ私としてはやはり高等教育を受けることは「投資」です。
回収の見込みが全く立たないのであれば必要性を再考しなければならないし、投資をするからには回収しなければなりません。
それに今から奨学金を給付制にしたり高等教育を無償化したりしたところでそもそもの議論のきっかけとなった世代の奨学金返済(※)の苦労はなくなりません。
本人の意思で学び、その後大きく成功して裕福になればきっちり奨学金を返済してもらえれば良いですし、本当に返済が難しいのであれば猶予ではなく免除とするというのが本来のあり方だと考えます(あくまでも高等教育無償化する財源があるのであれば、の話です)。

※奨学金は「返還」と表現されますが、私はあえて「返済」としています。

そして、父親としては。
私もいつ不慮の事故で死ぬか、いつ稼げなくなるかわかりません。離婚しないとも限りません。
これは内田樹著「困難な結婚」の「幸せになるためではなく不幸にならないために結婚する」考え方に非常に共感する部分でありますが、結婚するならやはり共働きでバックアップ体制を作っていきたいですね。
ジェンダー論的な男親女親の役割でいうと全くないとは言いませんが、私の場合は夫婦間での役割の逆転がしばしば起こるでしょうし、両親が両方をある程度賄えることで何かの要因で片親になっても影響を最小化できるようにしていきたいとも思います。

久々の投稿、長くなってしまいました。
土曜日の大学図書館もそろそろ閉館なのでこのへんで(^_^)/


超地元で走ることに。

横浜マラソン2017出走が決まりました👣

ということで、同日に仙台で開催される日本シリーズ第2戦は欠席します。
良いタイムで気持ちよく走って、週明け横浜スタジアムでの第3戦を迎えようと思います😁

今年の夏の予定が

今年の夏の移動(1都3県以外)予定。大枠が固まりました。
2週間で九州が2回とかその間に東北が入るとか、
1週間で北陸が2回とかさらにその間に九州が入るとか、
例年になく長距離移動、それも「行ったり来たり」が多いです。

あえて陸路移動にして乗車券をまとめれば、安く移動できるパターンがいろいろありそうですね。
こんな生活は今年を最後にする覚悟ではいるのですが、結局来年以降も同じようなことをやっていそうな気もする(笑)

兼業の壁にぶち当たる(兼業大学院生日記5)

このところ、兼業大学院生共通の壁にぶち当たっています。
5~6月、キャリアセンターの繁忙期。
一般的には経団連指針でいう6月1日選考解禁がわかりやすい要因の一つ、それと地味ですが夏休みのインターンシップに関連する仕事も激増する時期です(私の場合は後者の影響が圧倒的に大きい)。

そうなると、忙しすぎて授業出席もままならない問題も当然出てきます。
昨年科目等履修生だったときは週1コマだったので何とか皆勤できましたが、本科生だとさすがにそうは行かず。
これはフルタイムの仕事と夜の学業を並行するうえで宿命です。

加えて、一般のサラリーマンなら最も参加しやすそうな土曜日が大学職員である私にとっては曲者。
気付けば、土曜5連勤で今週が3週目。そら授業に出られないわけだ。
週末をがっつり学業に充てたい気持ちを抑えて、土曜の負担少なめな履修にしておいて正解でした。
業界の先輩のペース配分を見習って良かったです。

この状況、どこかで巻き返さないといけませんね。

それと、何も言わなくても平野がいないことを察して配付物を確保しておいてくれる同級生のみなさん、give & takeの実践ありがとうございます。
どこかでgiveをせないかんな…

横浜市歌斉唱



いろんなことがありすぎて、久々の野球…
試合前の市歌斉唱。
今もやっているかわからんけど、BCリーグの県歌斉唱みたいで結構好き。本当なら選手の生歌で一笑いしたかったけど(笑)、NPBの試合前の雰囲気でそれは無理か😅

人工知能にワクワク

就活、AIで書類選考 : 日本経済新聞

必然の流れだと思いますが、どんなポイントをどんな基準で見ているのか、人力とは違うのか、蓄積が増えたところで検証してほしいところ。(直接的に人事の仕事ではないけど、ワトソンの利用拡大を見据えたビジネスとして。)

手書き賛成・反対派とか、文字から伝わる熱意がどうの、とかいう情緒的な部分を排除できるのかあるいは人工とはいえ知能がそのあたりを考慮しはじめるのかとか、かつて人々が鉄腕アトムを見るときに感じたのかもしれないワクワク感を感じました。

やりがいというか、パラレルキャリアというか、なんというか。(兼業大学院生日記4)

先日、ある上司から
「やりがいは何か?」
という問いを受けました。
言われてみれば、学生と話すときは感情はある方だと思いますが、窓口の内側に向いている時は淡々と仕事を回しているところもありますね。

改めて自分のやりがいを考える機会が不意にやってきました。
誤解を恐れずに言うと、目の前にいる学生の笑顔ではありません。
もちろん笑顔になってくれれば嬉しいですが、
自分の目の前の学生というよりも、一人でも多くの学生を生徒からきっちり学生にできる組織を作る方が私にとっては大きなやりがいです。
だからこそ、教職ではなく大学職員という道を歩んでいるわけですね。

さて、上司からの問いに対して何と答えましょうか。
「組織が効率的に動いて成果を上げること」
うん、自己採点はTPO的には95点、本音ベースだと70点の回答ですね。


ふと、考えたことがありました。
大学職員人生において業務が唯一の最優先ではないんですよね。
もちろん、業務時間中は業務最優先ですよ。
ただし、あくまで大学人としての自分の活動の中での大部分かつ数少ない効率的に現金化できるセクター。

もともと大学人としてビジネスパートナーを探すつもりで就職活動をしていたタイプですが、兼業大学院生になって、業務以外の学問の世界とのつながりが大きくなったことで、
業務が大学人活動の「一環」としての色合いが強まっていることに気付きました。

これって、ビジネスパートナーというより、スポンサーですかね?
業務時間は給与という形で私の大学人活動に出資していただいてるので、業務時間中は業務最優先でスポンサーのベストになれるように尽力しますよ。

何だかすっきり説明できてしまったな。

いわゆるパラレルキャリアにも近い考えですかね。

一般企業にお勤めの方だと、大学院生として学業に接触してどのような感覚なのか想像が難しいところですが、ずっと大学にいる私だとこんな感覚になってきましたね。


こういう日常の何気ない一人ブレストからも研究テーマになるかもしれない考えが出てくるのも、経営学のおもしろいところ。
その先(研究方法等…)にどうやってつなげていくかなぁ…

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ひらっついったー

プロフィール

平野優貴

Author:平野優貴
1987年大阪生まれ。2010年立命館大学政策科学部卒業、東京の私立大学に入職。横浜在住。
教務経験後、2015年にキャリアセンターに異動したことをきっかけにキャリア形成や人的資源管理などといった分野への関心が強まる。入職前から興味を持っており、志望動機といっても過言ではない「大学経営」「事務職員の教育人化」といったあたりと結びつく……のか?
立命館大学在学中に出会った学生FD活動は細く長くゆるやかに続けております。初期の初期の話(いわゆる昔話)をお聞きになりたい方がいらっしゃれば積極的にお伝えしております。
趣味は野球観戦(いや、もはや野球「参戦」)、旅、カメラ、マラソン、トレーニング、スタバ巡り、ペーパーレス化、等々。好きな街は横浜、仙台、神戸、台北。
(2015年11月21日更新)

※当ブログの内容は個人の見解・日常の記録です。あらゆる所属組織の見解とは一切関係ありません。
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