ひらのーと

袖振り合うも多生の縁。大学職員・兼業大学院生の日記 since2005

第26回私立大学職員「人間ネットワーク」

インパクトのある名前ですが、要は「職員版しゃべり場」のような?「人間ネットワーク」初参加です。

会場はJRのさくら夙川駅から10分弱、まさに桜の時期には綺麗なんだろうなぁと思わせる夙川を渡って歩いたところに現れるのが大手前大学さくら夙川キャンパスです。

キャンパスツアー、基調講演、グループ討議・発表というプログラムです。
まずはキャンパスツアー、大手前大学の図書館です。
CELLと名付けられインパクトのある外見。

入ってまず印象的なのが開放的でおしゃれな内装。



よくありがちな堅苦しく本と自習机が並ぶのではなく、図書館特有の静寂が醸し出す緊張感が苦手な私でも息苦しさを感じることはありませんでした。
さらに感動したのが、機能性。
個人で映像資料を視聴できるスペースがあるのはもちろん、外周には小教室が複数設置されています。

後のグループ討議はここで行いましたが、実に機能的!
館内から普通に入るドアと、反対側に通じるドアが。つまりは図書館の施設でありながら、図書館の開館時間と切り離して利用できるのです。
その他にも学習支援センター、資格支援センター、チューター活動用のテーブルスペース、メディア系の実習施設、ルーフガーデン…とアカデミックな「溜まり場」としてええなぁと感じさせられました。

キャンパスツアーから戻り、メインプログラムの始まりです。
テーマは「大学自主防災論」。
重要なことでありながらあまりテーマにならない、こういうご時世ならではのテーマ。
基調講演は摂南大学の浅野英一教授。
国際協力がご専門の同教授の下で日頃からボランティアに取り組むゼミ生、またそのゼミ生を中心にさらに自主的に取り組むクラブのお話。
続いて、8名でのグループ討議。選択したテーマは「学生ボランティアの活性化」です。
今話題になっているのはボランティアの単位認定ですが、それぞれの大学の現状、あるいは大学が学生のボランティアを促すことの是非といったあたりから討議は始まりました。
意見が一致したのは「必要以上にボランティアへの参加を促し、本来モチベーションの無い学生までボランティアに送り込むのはやはり違う。しかも受け入れ先に迷惑をかけることにもなる」という点です。
では、どこまで大学はやるべきか。
非常にモチベーションの高い学生は大学が何もしなくとも、あるいは今のような異常事態でなくとも自分から行きます。
しかし、大学が特に関わるべきなのは意欲はあるが最後の一歩を踏み出せない、中の上ぐらいのモチベーションの学生に対するサポート。
同じような境遇の学生を取りまとめて個人を団体にしてあげる、一歩踏み出せる情報を提供してあげるところだというところに落ち着きました。
また、個人では一大学生に過ぎない学生に大学が適切に関与して「○○大学の△△」にすることで、それだけでも学生が壁を超えるときに大きな力になるのではないかというところです。
イメージとしては官のODAと民のNGOの連携でODANGOみたいな話です。
このあたりはボランティアに限ったことではなく、学生FDスタッフもそう、学生オープンキャンパススタッフもそう、学生○○スタッフと付く大学の公式スタッフも広い意味で大学+学生のような話だなと個人的に考えました。

この「人間ネットワーク」、学会とも違う、学生FDサミットとも違う、良い意味でゆるく勉強になる場でした。


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プロフィール

平野優貴

Author:平野優貴
1987年生まれ。2010年立命館大学政策科学部卒業、東京の私立大学に入職。2017年法政大学経営学研究科入学、兼業大学院生に。
大学在学中は学生FDスタッフとして教職学協働の活動に参加し「学生と生徒」の違いについて考えているうちに大学が職業になる。
入職後キャリアセンターへの異動をきっかけにキャリア形成や人的資源管理などといった分野への関心が強まり、経営学研究科への進学を決意。
プライベートでは横浜を愛し、趣味は野球観戦(イーグルスとベイスターズ)、旅(台湾好き)、献血、カメラ、マラソン、スタバ巡り、ペーパーレス化、等々。
(2017年8月20日更新)

※当ブログの内容は個人の見解・日常の記録です。あらゆる所属組織の見解とは一切関係ありません。
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