ひらのーと

袖振り合うも多生の縁。大学職員・兼業大学院生の日記 since2005

紙袋以外に…

大阪の伊勢丹が面積縮小というニュースを受けて、東京のメディアは「なぜあの伊勢丹が?」という論調で伝えています。
うーん、何というか、東京ブランドがそのままどこでも通用すると思っている東京の感覚って残念ですね。

以下、伊勢丹ができた以降の大阪は実体験もありませんし、百貨店評も主観です。

伊勢丹のキャラって何でしょうか?
関西在住時代に初めて京都の伊勢丹に行ったときの印象は「たぶん高級感を売りにしようとしている、あと紙袋がおしゃれ(でもそのためによそで安く買えるものをわざわざ伊勢丹で買うかというと費用対効果微妙)、ま、立地も良いし手頃な手土産を買って京都駅からどこかに行くなら寄るけど」という感じでした。
それから関東に拠点を移しても伊勢丹の実利的なキャラはよくわかっていないのですが、この関西人の感覚を大阪・梅田の伊勢丹に置き換えてしまうと…
・高級感→「バラの包みの高島屋」のようにブランド感覚はあるけど、東京の人ほどは重視しない
・紙袋→まぁおしゃれで、高島屋とか阪神阪急の袋の柄の衣装を着ている人はおらんけど、それだけで伊勢丹を選ぶかは微妙
・立地→激戦地梅田は他の百貨店も選び放題

この状況で高級感以外の売りが見いだされなければそれは当然難しいのでは。
それに「百貨店=高級感=値引きしない=高い」という百貨店全体へのイメージもありますから、わざわざ梅田まで行って高く買うなら、近所かネットで安く…となるのも自然だと思います。
ましてや同じ物を高く買ったとなると人としての生活能力や社会性が低いと見なされかねない大阪ですし。
例えば、阪神の地下食料品みたいに具体的実利的なキャラを確立できていないならそれで関西人に長く選んでもらおうというのも無理でしょう。
競争がゆるやかな京都でそこまで苦戦していないならなおさら。


伊勢丹なら大阪にないキャラを輝かせて大阪を活性化させてくれると思っていたのですけど、デパートが百貨店になりきれず撤退なんてことになっていくのなら残念です。

無論、この東京感覚って東京に基盤がある組織が他のエリアで活動するなら皆注意しないといけないものだと思います。

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ひらっついったー

プロフィール

平野優貴

Author:平野優貴
1987年生まれ。2010年立命館大学政策科学部卒業、東京の私立大学に入職。2017年法政大学経営学研究科入学、兼業大学院生に。
大学在学中は学生FDスタッフとして教職学協働の活動に参加し「学生と生徒」の違いについて考えているうちに大学が職業になる。
入職後キャリアセンターへの異動をきっかけにキャリア形成や人的資源管理などといった分野への関心が強まり、経営学研究科への進学を決意。
プライベートでは横浜を愛し、趣味は野球観戦(イーグルスとベイスターズ)、旅(台湾好き)、献血、カメラ、マラソン、スタバ巡り、ペーパーレス化、等々。
(2017年8月20日更新)

※当ブログの内容は個人の見解・日常の記録です。あらゆる所属組織の見解とは一切関係ありません。
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