ひらのーと

袖振り合うも多生の縁。大学職員・兼業大学院生の日記 since2005

球団を経営するということ

うーーん、不愉快。

自民党:プロ野球16球団に拡大提言 地域活性化で

自民党が政府の成長政策に対してプロ野球球団数拡大の提言をするんですって。
あー不愉快。

プロ野球の拡大、野球の裾野の拡大に関しては総論賛成です。
具体的な話をし始めると、保護地域をどこにするのか、経営主体をどうするのか、既存の独立リーグとの関係はどうするのか、既存のNPB球団との関係性、選手分配はどうするのか、選手のレベルをどう保証するのか、リーグは再編するのか、試合数はどうするのか…といろいろ課題はあります。
でも、拡大することに関しては前向きに考えるべきだと思います。

ただし、お前が言うな!
私は比較的小さな政府を目指すべきだと考えている人間ですけど、それを差し引いても政治が口出しすべきことではない。
スポーツを政治に利用するな!というのが本件への意見です。
そもそも、こう軽々とプロ野球球団数拡大なんてことを言えるのは東京やNPBしか見ていない証拠と思えて仕方ありません。


ところで、球団によって様々な経営の形はあるとは思いますが、「地方政治は民主主義の学校」と言われるように「独立リーグは民主主義の学校」と言えると思っています。
関東在住のため観戦する独立リーグは圧倒的にBCリーグが多く、その中でも信濃を緩やかに応援していますのでたまに長野を中心に各球場で応援するみなさんの雰囲気を拝見します。
試合前のセレモニーでは県歌斉唱で盛り上がりますし、試合中のスタンドを見ていてもたとえば東京ドームではあまりお見かけしないような高齢な方(それもいかにも「実家のおばあちゃん」みたいな雰囲気な方)がまるで孫の運動会を見守るかのように野球の試合を観ていらっしゃるのです。
こういう風にファンが「じぶんのチーム」として試合を見守る雰囲気って球団経営にはすごく大事だと思うのです。

もちろん、NPBとはレベルも規模も違いますから独立リーグと経営手法が違うのはわかるのですが、球団経営というビジネスの根幹の根幹には独立リーグのような「主体的に応援される」雰囲気なくしては地域に定着しませんし、政府が表面上企んでいるような経済効果も産まないでしょう。(NPBにも地域に全く定着する気配すらない球団が散見されますが…)

球団が増えるにしても増えないにしても、プロチームの運営には期待してしまうものです。

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プロフィール

平野優貴

Author:平野優貴
1987年大阪生まれ。2010年立命館大学政策科学部卒業、東京の私立大学に入職。横浜在住。
教務経験後、2015年にキャリアセンターに異動したことをきっかけにキャリア形成や人的資源管理などといった分野への関心が強まる。入職前から興味を持っており、志望動機といっても過言ではない「大学経営」「事務職員の教育人化」といったあたりと結びつく……のか?
立命館大学在学中に出会った学生FD活動は細く長くゆるやかに続けております。初期の初期の話(いわゆる昔話)をお聞きになりたい方がいらっしゃれば積極的にお伝えしております。
趣味は野球観戦(いや、もはや野球「参戦」)、旅、カメラ、マラソン、トレーニング、スタバ巡り、ペーパーレス化、等々。好きな街は横浜、仙台、神戸、台北。
(2015年11月21日更新)

※当ブログの内容は個人の見解・日常の記録です。あらゆる所属組織の見解とは一切関係ありません。
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