ひらのーと

袖振り合うも多生の縁。大学職員・兼業大学院生の日記 since2005

キャバクラから学ぶこと

大学職員という幸か不幸か「接待」に関わる頻度が低い職業をしていると馴染みがあまりないのがキャバクラという世界であります。

先ほど、「女子大生のリアル! 就活・貧困・恋愛を徹底討論」というイベントに参加してきました。
女子学生はなぜ就活で騙されるのか』を出版された大学ジャーナリストの石渡嶺司さんからの情報で知ったイベントで、石渡さんの他に中村淳彦さんと北条かやさんが登壇されました。

昔であればセーフティーネットの側面もあった水商売の仕事も最近では普通の人が戦略的に働いていて、働く人の層が変わってきたというところからのお話でした。
キャリアセンターにいる自分の観点で非常に印象的であったのが
「キャバクラで働いている女子大生は40代50代のオヤジたちの相手をしていることで、大人との会話能力は身についているし、金銭感覚などの面で頭が良い。これらの能力の多くは就活でプラスに働く」というもの。
それと(ざっくりと表現すると)「積極的に動いて経験やあらゆる能力を獲得して自分の人生を好転させる」という学生だろうが何だろうが誰もが取り組むべきものが「就活」や「社会人基礎力」などと何者かによってパッケージ化されてしまうことでどうにも実効性の乏しいものになってしまうという感覚も登壇者のみなさんと共有できていたようで、
結局
「本来学生が勝手に、あるいは大学のリソースを使い倒してできる成長を促すために自分の立場(キャリアセンターの人)で何ができるのか」
という点を考えることになりました。

キャバクラのバイトが有効だと言われてもさすがにキャリアセンターで勧める、というのも至難の業ですし(苦笑)
(ちなみに水商売系の職業はどこの大学にでもいると思うし、私は特に偏見はなくどんなことであろうとも経験だと考えているタイプです。もちろん「法に触れなければ」「学生の場合は学業・学生生活に影響が出なければ」という前提ですが、それはどこの業界でも同じことです)

主体的に動くように促す、という矛盾。大学の仕事ってこれが出てくることが大半なのかもしれませんね。

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プロフィール

平野優貴

Author:平野優貴
1987年生まれ。2010年立命館大学政策科学部卒業、東京の私立大学に入職。2017年法政大学経営学研究科入学、兼業大学院生に。
大学在学中は学生FDスタッフとして教職学協働の活動に参加し「学生と生徒」の違いについて考えているうちに大学が職業になる。
入職後キャリアセンターへの異動をきっかけにキャリア形成や人的資源管理などといった分野への関心が強まり、経営学研究科への進学を決意。
プライベートでは横浜を愛し、趣味は野球観戦(イーグルスとベイスターズ)、旅(台湾好き)、献血、カメラ、マラソン、スタバ巡り、ペーパーレス化、等々。
(2017年8月20日更新)

※当ブログの内容は個人の見解・日常の記録です。あらゆる所属組織の見解とは一切関係ありません。
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