ひらのーと

袖振り合うも多生の縁。大学職員・兼業大学院生の日記 since2005

出席管理の保証人への公開

近畿大学、全学生の出欠・成績を親が「照会」可能に 「心配が解消」「過保護すぎる」と賛否両論(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

賛否両論ですか、難しいところですね。
私の人間としての率直な感想をいえば大学生の出席管理自体を行うべきではないと思っています。授業に出てどうなろうが、出ないでどうなろうが本人の責任であり人生であるのでそんなところにコストをかけるべきではないし、出席したかどうかが成績の判断基準になるべきでもありません。

大学人(職業大学人)あるいは組織人としては、実態に即して効果を見込めるのであれば価値はあると思うし、出資者の要望に応えるというのも自然なことだと思います。

大学ごとの学生の状況や実家比率も関係すると思いますので、近大で実施することがどうかというのは私がとやかく言うことでもありません。

ただし、保証人として大学に同様のサービスを求める方に考えていただきたいことが2つあります。
・システムや運用するための人件費は当然タダではないので、学費が上がるか、あるいは教育研究活動に投資されるべきコストが削減されても不思議ではない
・大学を一歩出て、卒業後の進路を考える場面では学生本人の価値観があり、そこは親の思い通りにならないし、可視化も無理。必要以上に就活に介入(≠アドバイス)するとだいたいはうまくいかない

それでも教育研究活動にとって必要な投資であるという判断であれば良いのではないでしょうか。

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プロフィール

平野優貴

Author:平野優貴
1987年生まれ。2010年立命館大学政策科学部卒業、東京の私立大学に入職。2017年法政大学経営学研究科入学、兼業大学院生に。
大学在学中は学生FDスタッフとして教職学協働の活動に参加し「学生と生徒」の違いについて考えているうちに大学が職業になる。
入職後キャリアセンターへの異動をきっかけにキャリア形成や人的資源管理などといった分野への関心が強まり、経営学研究科への進学を決意。
プライベートでは横浜を愛し、趣味は野球観戦(イーグルスとベイスターズ)、旅(台湾好き)、献血、カメラ、マラソン、スタバ巡り、ペーパーレス化、等々。
(2017年8月20日更新)

※当ブログの内容は個人の見解・日常の記録です。あらゆる所属組織の見解とは一切関係ありません。
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