ひらのーと

袖振り合うも多生の縁。大学職員・兼業大学院生の日記 since2005

ワークライフをライフ・ワークに変えたとて。

東京都ではワークライフバランスのことを「ライフ・ワーク・バランス」と呼び、
昨年までワークライフバランスフェスタとして開催していたイベントはライフ・ワーク・バランスフェスタ東京2017になるそうです。

ライフの前出し、まぁ賛成です。
正確に言うとどうでも良いです。
(どっちでも良いのですが、せっかくなので本記事では以降ライフ・ワーク・バランスとします。)

ここで、私が言いたい提案
「ライフ・ワーク・バランス」と「キャリア教育」を分断しないで一体に考えませんか?



就職以前からの私の曲がらない考えは
「「ライフ」とライフに内包される「ワーク」のバランスを二者択一で取ろうとするのがアンバランス」
です。
対等な労使関係とは
会社が従業員のライフ・ワーク・バランスを考えてあげる
ことではなく
個人がライフ・ワーク・バランスを考えたうえで適切なビジネスパートナー(会社)から適切な体系で収入を得る
だと思っています。
現在のいわゆる「フルタイム」のように長時間拘束して個人の収入の多様性を確保しにくい状態になる場合に企業がその一部を補償すると捉えて、従業員に振り込まれる給与以外の負担を企業がしている現在の形態にも合理性が感じられます。

この手のイベントにいつも違和感を持つのは企業や都道府県(あるいは国)が考えるスタイルなのですが、そこに普通の労働者も入るべきではないかな?という点なのです。

パネルディスカッションでもパネリストは企業役員・代表に社労士、と元代表取締役の大学教授。
これで私が考える対等な労使関係について議論が及ぶか疑問です。
あるいは、パネルディスカッションの論点がぶれるのを避けるのであれば、 同じぐらいの熱量で将来の労働者をライフ・ワーク・バランス的な考えを標準として考えるような教育をしていくことを考える企画もしてほしいです。

すでに、何十年も働いている人の考え方を変えるのも大切ですが、一方で難しいし、これから就職する世代、現在教育を受けている世代にはことなるアプローチがあって当然です。

とここまで書くと、ライフ・ワーク・バランスフェスタを批判しているようですが、決してそんなことはありません。
キャリアセンターでキャリア支援やキャリア教育に関わる立場としてはもちろん興味もありますし、そもそも自分もサラリーマンです。
数行前に自分で書いた一労働者としてぜひ参加したいイベントです。

しかし、平日日中開催、多くの労働者は参加できません。
やはり、東京都のライフ・ワーク・バランスの趣旨に個人が自分のライフを考えることは含まれないのだなと残念な気持ちになったのでした。

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ひらっついったー

プロフィール

平野優貴

Author:平野優貴
1987年生まれ。2010年立命館大学政策科学部卒業、東京の私立大学に入職。2017年法政大学経営学研究科入学、兼業大学院生に。
大学在学中は学生FDスタッフとして教職学協働の活動に参加し「学生と生徒」の違いについて考えているうちに大学が職業になる。
入職後キャリアセンターへの異動をきっかけにキャリア形成や人的資源管理などといった分野への関心が強まり、経営学研究科への進学を決意。
プライベートでは横浜を愛し、趣味は野球観戦(イーグルスとベイスターズ)、旅(台湾好き)、献血、カメラ、マラソン、スタバ巡り、ペーパーレス化、等々。
(2017年8月20日更新)

※当ブログの内容は個人の見解・日常の記録です。あらゆる所属組織の見解とは一切関係ありません。
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