ひらのーと

袖振り合うも多生の縁。大学職員・兼業大学院生の日記 since2005

「学生=大人」宣言と18歳成人制

京都FDフォーラム報告記事の続編的な記事です。

分科会全体では班は5つあったので他の班に向けての発表会もありました。
その中で非常に共感したものもありました。
大学の多くは学生中心の大学づくりを謳っているので、それなら「学生=大人」宣言を大学にさせて学生・教職員・経営者が対等に一体となって大学教育の改善に取り組もうというものです。また、熱心な学生が孤立してその熱意が消滅してしまうという起こりがちな現象を防ぐという狙いもあります。
このブログ上で書いたかどうか記憶が定かではありませんが、僕は18歳成人賛成派です。高校卒業が人生の大きな変わり目になる場合が多いからです。
生活面でもこのタイミングで地元を離れる人が多く、ライフスタイルが大きく変わります。また学習面でも受身で授業を受けていれば良い生徒から主体的に学ばなければならない学生に変わります。


しかし、今の日本社会では経済的に自立していなければ本当の成人と認めず子供扱いする風潮があります。学生の多くが経済的に自立していないのは事実ですが、モラトリアムの中で自立して学ぶべき学生が成人であってはならない理由が僕には全く理解できません。この風潮は高卒で就職して経済的に自立している18・19歳が成人と認められない、また、一度就職した人が再び大学(院)で学ぶことが非常に難しいなどといった重大な矛盾の原因にもなっているのではないですか?

大学で学ぶ者は成人・社会人でもないといけない、僕はそう思っています。少なくとも子供扱いの風潮が「生徒」と「学生」の区別もつかない無意欲学生大増産の一因になっているのではないかと感じています。
こう言ってもなかなか実感がわきにくいかもしれませんが、もし現役の学生と話す機会があれば少しだけ彼らの発言に注目してみてください。ほとんどの場合、学生自身が「生徒」と言ったり「学生」と言ったり同義語であるかのように違いを全く意識せずに使っていると思います。
あなたが学生なら普段この2つをどう使い分けているか思い返してください。

大学も「学校」という一括りで聖域のように考えられているかもしれませんが、高校までとは違い社会への開放度が高く社会から孤立してはいけないものです。学生側も必要に応じてこの状況を活用して学んでいかなくてはいけません。


このような考えをいつか書こうと温めていた(先述のようにすでにどこかで書いたことがあったかもしれませんが(笑))僕の琴線に触れる「学生=大人」宣言の提案だったので、その場ではおとなしく聞いていましたが、ここで熱く書いてみました…うしし

例のごとく、建設的な意見交換であればコメント・メールでお待ちしております。



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プロフィール

平野優貴

Author:平野優貴
1987年大阪生まれ。2010年立命館大学政策科学部卒業、東京の私立大学に入職。横浜在住。
教務経験後、2015年にキャリアセンターに異動したことをきっかけにキャリア形成や人的資源管理などといった分野への関心が強まる。入職前から興味を持っており、志望動機といっても過言ではない「大学経営」「事務職員の教育人化」といったあたりと結びつく……のか?
立命館大学在学中に出会った学生FD活動は細く長くゆるやかに続けております。初期の初期の話(いわゆる昔話)をお聞きになりたい方がいらっしゃれば積極的にお伝えしております。
趣味は野球観戦(いや、もはや野球「参戦」)、旅、カメラ、マラソン、トレーニング、スタバ巡り、ペーパーレス化、等々。好きな街は横浜、仙台、神戸、台北。
(2015年11月21日更新)

※当ブログの内容は個人の見解・日常の記録です。あらゆる所属組織の見解とは一切関係ありません。
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