ひらのーと

袖振り合うも多生の縁。大学職員・兼業大学院生の日記 since2005

やはりプロ野球に基本の育成は無理だと思う。

プロ野球の世界で若い選手2人が今年退団することになりました。
阪神タイガースの辻本賢人投手と神戸9クルーズの吉田えり投手です。

辻本投手は5年前に15歳でドラフト指名されて注目されました。
プロ野球(NPB)に入団する選手は普通18歳か22歳もしくはそれ以上という世界ですから15歳での入団を不安視する声もありました。私自身も当時同じように考えて、高卒大卒以上の選手と15歳の選手が同じ舞台で戦うというのは体力的にも精神的にも相当難しいだろうと思っていました。
案の定、一度も一軍で登板することなく戦力外通告を受けることになってしまいました。

一方で吉田えり投手。
こちらは関西独立リーグという基本的に未成熟なプロ野球なので単純に比較することはできませんが、その中でも神戸9クルーズという球団に入ってしまったことも苦労のきっかけでしたね。中田前監督という信頼のできる指導者と巡り合えたのがせめてもの救いでしたが、それ以上に経営者に恵まれませんでした。

この2件に共通して言いたいことは、球団は本当に選手のことを考えていたか?ということです。
吉田投手は高校在学中でしたし、辻本投手も異色の経歴を経てきたとはいえ年齢が年齢です。
大多数の人が高校を卒業する社会の中でそこに満たない年齢の選手をプロとして迎え入れるということを球団はしっかり考えていたのか。経営を考えると客寄せパンダ・マスコット的役割を期待するのもわからなくはないですが、それだけになってしまうのならこのような選手を迎え入れるべきではないでしょう。そこはやはり「教育機関」ではないプロ球団の限界です。
選手の人生を変えてしまうだけでなく、球界の財産を損なうことにもつながります。

090628吉田えり
吉田投手に関しては神奈川の実家に帰って在京の大学に進学や、BCリーグに移籍など様々な報道が出ていますが、個人的にはやはり大学に進学してほしいと思います。
もちろん「あわよくば私の勤める大学に」という思いもありますが、それは抜きで考えても大学で学ぶことは視野が広がり、視点が180°どころか何百°も回って何周もするぐらい人生が変わる機会となります。
そのような経験は指導者になるにしても、NPBを目指すにしても、その他のどんな道に進むにしても必ず糧になると思います。
090907吉田えり

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プロフィール

平野優貴

Author:平野優貴
1987年大阪生まれ。2010年立命館大学政策科学部卒業、東京の私立大学に入職。横浜在住。
教務経験後、2015年にキャリアセンターに異動したことをきっかけにキャリア形成や人的資源管理などといった分野への関心が強まる。入職前から興味を持っており、志望動機といっても過言ではない「大学経営」「事務職員の教育人化」といったあたりと結びつく……のか?
立命館大学在学中に出会った学生FD活動は細く長くゆるやかに続けております。初期の初期の話(いわゆる昔話)をお聞きになりたい方がいらっしゃれば積極的にお伝えしております。
趣味は野球観戦(いや、もはや野球「参戦」)、旅、カメラ、マラソン、トレーニング、スタバ巡り、ペーパーレス化、等々。好きな街は横浜、仙台、神戸、台北。
(2015年11月21日更新)

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